子門真人歌曲レビュー FILE.008

がんばれスイミー


がんばれスイミー

作詩:名村宏/作曲:いけたけし/編曲:戸塚修/歌:子門真人

オススメ度: ★★★★★ …ファン必聴モノ!
歌唱難易度: ★★★ …楽しく伸び伸びと
入手難易度: ★★★★★ …入手困難
一般認知度: ★★ …知る人ぞ知る

1986年11月にEPレコードが発売されたが、それ以後音盤化された記録は...知らない(^^;
とにかく、こんなにも素晴らしい曲が、いまだ多くの人の耳に触れることなく埋もれたままでいるのが残念でならない。

いけたけしと子門真人の共演はこれが唯一なのではないかな。
そのの明るく朗らかなメロディーと子門のヴォーカルとの相性はバッチリ!
活動末期の作品ではあるものの、やはりすごい歌唱だ。
その弾けんばかりの勢いはまさに奔流となり、聴く者の心に一直線に達するだろう。
デフォルメが最小限であるのも番組の対象年齢をも考えてのことかもしれない。
その甲斐もあって、小さな子供達にも親しめる歌になっているのではないだろうか。

素人が歌う場合、繰り返しラストの「スイミ〜」のロングハイトーンが最大の難所かもしれないが
中サビや「考える」の3回目のちょっとしたニュアンス変化などにも注意を向けて欲しい。
絶対的に言えるのは、「歌っても相当楽しい!」ということだな。うむ。


スイミーの子守唄〜マリンスノー〜

作詩:名村宏/作曲:いけたけし/編曲:戸塚修/歌:子門真人

オススメ度: ★★★★☆ …泣きます。
歌唱難易度: ★★★☆ …乾いた切なさ...
入手難易度: ★★★★★ …入手困難
一般認知度: ★★ …知る人ぞ知る

子門真人の歌う「母ソング」はどれもこれも反則級である。この歌もそう。
「ママ」となっている分、「母さん」よりは大人の我々は冷静でいられるかもしれないが...。
いずれにしろ、やはり泣けてしまうのだった。

それにしても、この歌の構成は面白い。
A−B−C−Bのような感じで、どこまでが1番でどこからが2番とかいうのではない感じなのだ。
基本的にマイナー進行の曲なのだが、C部分のみ急にメジャーになるのも、思わずハッとさせられる瞬間。
美しくも切なく、「マリンスノー」が何だかわからないままにも、何かそんな情景が浮かんできてしまう不思議。
そして唯一繰り返されるB部分が、例の「ママー」連呼なのはもう確信犯的で、こちらもまんまとハメられて泣くしかない。
思わず楽曲解説してしまったが、子門のヴォーカルがまた全て必要な情感を表現しつくしているのだからやはり驚異。
こんなノーガキ無視して、ひたすた聴いてくれればそれだけで全てわかるだろう。
まさに名曲、名歌唱。


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