赤盤の収録曲一覧と、収録曲のレビュー。
真っ赤に燃えるヒーロー魂。
炎の聖典1を骨までしゃぶれ!
収録曲一覧
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シモニストに贈る聖典レビュー
この赤盤は子門のヒーローソングにおける歌唱の在り方を体験するのに最適。アニメ・特撮のヒーローものを熱く歌い上げた曲の数々。何故人々に子門が愛されたか、何故今尚忘れえず我々の心の中にあるのかを再確認させてくれるであろう。そしてボーナストラックでほろっと泣ける。そんな構成だ。シモニスト入門者にはいの一番にオススメすべき聖典である。もちろんシモニストたるもの、何百回と繰り返して聞き、自らの全細胞のミトコンドリアに刻みこまねばならない。 |
| 1.アイアンキング 作詞:佐々木守 作・編曲:菊池俊輔 作・編曲は菊池俊輔。歌詞は「ぼくらのアイアンキング」と第三者によるヒーロー応援型の正統派主題歌。ヒーローソングの王道であり、シモニストにとっての王道でもある。もうすぐ30年経とうかという時代の歌だがまったく色褪せることなく、逆に今だからこそ新鮮ですらある。だまって耳を傾け歌に身を委ねるだけでも幸せではあるが、シモニストたるものやはり自ら歌う精神を持たねばならぬ。もっとも重要なのは「ショック、ショック」「キック、キック」「ジャンプ、ジャンプ」のシャウト部分だ。音階には落とせない微妙さをどこまで再現できるか。全部同じようにやってしまっては台無しだ。貴様一体ナニを聞いていたんだ!?と問い詰めたい。続いて前半部分の抑えた表現と中盤以降勢いを増す部分での表情の変化。シャウト部分以外は思ったより高い音は少なく、むしろ中音域より下を響かせて余裕残しで歌うぐらいの気持ちで。3番の最後をたっぷりたっぷり伸ばすのも忘れないように。これはLIVE子門における必然であり他の音源でも度々見られる意図的表現であるからだ。一曲目から心して当たるべし。 2.ひとり旅 作詞:佐々木守 作・編曲:菊池俊輔 ビブラスラップが大活躍するED主題歌。OPとは違った内容でヒーローのもうひとつの顔を歌う、これもやはり王道的なEDと言える。最近通信カラオケでも配信されたのでここぞとばかりに歌った人も多いのではないか?で、歌ってみてどうだった?意外と難しかったと感じたのではないだろうか?OP以上に音域が低くなっているので高音シャウトが得意なシモニストには鬼門なのではないだろうか?憂いを含みつつも飄々とした様を子門は見事に表現している。夕陽をバックに馬に揺られる背中が見えるような情景。このイメージを大切にして我々も歌いたい。特に「ラララ…」は自らがそのヒーローになったかのように。4番まであるけれど、要所要所で表現を変えている部分などに注意しよう。更にこの歌では子門ビブラートが映える映える。素晴らしい。子門ビブラート万歳。 3.レッドマン 作詞:藤公之介 作曲:山下毅雄 編曲:広瀬雅一 レッドマンの名にふさわしく、「赤い」の連発ではじまる印象的な歌。だからこそ、単調で平板な印象にならないようにする必要がある。少しケレンミがかった声色で歌っているところにも注目。前半低い音域でケレンミがかっていながらも重くなりすぎないところなども意外に難しい。「レッド・キック、レッド・チョップ」のシャウトは思ったほど難易度は高くないが、音が下から上に大きく跳躍するので下の音程には注意したい。。むしろ中盤の部分のブレスをどうするかの方が問題。間違ってもヘンなところで息が切れてしまわないようにある程度計算しながら歌わないといけないかもしれない。肺活量に自信のある人は羨ましいね。「レッドマン」の発音でMを少しヘンな具合に意識してみると尚いい具合になるかもしれない。保証はできかねるが。 4.夕陽のレッドマン 作詞:藤公之介 作曲:山下毅雄 編曲:広瀬雅一 アイアンキングのOPとEDの関係にレッドマンもよく似ていると思われる。ただこちらのEDの方はよりゆったりしているので歌いやすい。「レッドマン」が「レッドメン」気味に聞こえる部分が幾つかあるので、その辺完全にではなくてもある程度意識して歌うとより気分が出る。「う」の伸ばしも母音を大切に、やや強調する感じで歌えばかなり近づくはず。子門の表情付けは「おどけ」や「のんびり」が加わることでこの歌の雰囲気を更に奥深いものにしているので、そうした表情をもしっかり聞きとって歌えるようになりたいものだ。 5.トリプルファイターの歌 作詞:東京一 作曲:宮内国郎 編曲:小泉宏 コーラス:杉並児童合唱団、コールフェニックス これは聞いてても歌っててもいまひとつ高揚感の得られない歌である。だからといってとるに足らないものかというとあながちそうとも言いきれない。最初はこういうあまりテクニカルではない歌でシモニック唱法を訓練するのがいいのではないかと。言葉とアクセントに集中して余計な小技に惑わされずに真っ向から、しかも地道に取り組むという姿勢も大切であろう。ただし、テクニカルではないイコールつまり声が似てるかどうかが最大のポイントとなってしまうデメリットは避けようがない。声ではどうしてもビハインド背負ってるぜというシモニストは敬遠したくなるだろう。ナニをかくそうおれもそうだ。お互い苦労するよね。 6.トリプルファイターの誓い 作詞:東京一 作曲:谷のぼる 編曲:宮内国郎 コーラス:杉並児童合唱団、コールフェニックス これもクレジットが同じで同じようなテンションの曲になってしまっている。ただ、OPよりはパンチを効かせる部分があるので歌って気持ちいいのはこっちであろう。それにしてもこれも低音である。子門をもってしてもやや歌いにくそうな気配すら感じられるのだが…。おまけに「トリプルトリプル〜」の所のコーラスデカすぎ。子門の声が消えちゃいそうじゃないか!!それってどうよ?まぁでもそうした点も聞く分には面白みがあるということになるのでOPよりはマシである。いや、それは人によっては意見が逆になるかもしれないが。キミはどっち派? 7.ファイヤーマン 作詞:阿久悠 作曲:小林亜星 編曲:ボブ佐久間 トリプルファイターで下がったテンションをここから一気に上げるべし。ファイヤーマンを歌わずして何がシモニストか!?低音から高音そしてシャウトまで、ヒーロー系子門の魅力が凝縮されいるのがこの曲だ。小林亜星&ボブ佐久間のコンビによる曲も素晴らしく、思わず身体が動いてしまうノリの良さ。さあて子門、序盤では密やかに燃える魂をセーブするような歌い方。「不思議の謎を〜」からスパーク開始。「ファイヤーファイヤー〜」から「変われっ!」の連続シャウトがテンションにおけるクライマックスであろう。2番とリフレインにおける2回目の「変われーっ!」はシャウト率が一段高くなり、ハイテンションの大シャウトになっている。非常によい。これぞまさしく子門シャウト!歌う場合にはどうしてもこのテンション配分の難しさとシャウト連発の負担増が重く重くプレッシャーとしてのしかかってくるのだが、それを克服して歌いきった時の充足感たるやさぞ最高なのだろうな、と夢見るのである(つまりまだ果たしていないのだ)。最後にもう一点。「不思議の〜なぞを〜」の「なぞを〜」の部分は「ンなぞをぉ〜」にすること。そうそう、ハモリをやってくれる人がいれば尚い いね。 8.炎のようにもえろ 作詞:東京一 作・編曲:冬木透 これはマイナーな挿入歌だからといって侮っては絶対にいけない。むしろ心して聞け。魂こめて歌え。意外と難曲である。聞くよりも歌った方が楽しく、曲の素晴らしさを改めて体験できるという、子門ソングの典型的な楽しみ方を味わおう。まずメロディーにおける音階移動の妙を、歌う場合にしっかり意識する必要がある。さらっと流して歌うことはできないのだ。1コーラス内に毎度6回登場する「ファイヤーマン」のフレーズがいかに変幻自在であるか。ラスト2行はまさしくカタルシス。上り詰め、少し冷まして最後に再び熱くなるという快楽。素晴らしい。付け加えるならば「ダバダバダー」のコーラスも非常によい。是非じっくり取り組んでほしい歌である。 9.はるかな青い地底に 作詞:有馬三恵子 作・編曲:三沢郷 なんと三沢郷の作・編曲なのだ!すげー。そしてこれも決して聞き流してはいけないシモニストの宝のひとつ。聞くだけでも、三沢郷のオーケストレーションの妙、印象的で流れるようなメロディー。歌詞がまたちょっと変わっていて、なんとなく不思議で謎めいた余韻を残すところがまたものすごく楽曲の世界とマッチしていて更にその幅を広げてくれている。そして言わずと知れた子門の歌唱である。申し分ないとはこのこと。呟き語りかけるような前半と、訴えかけるような切ない後半。しっかりと歌い分けよう。ザ・名曲。 10.ジャンボーグA 作詞:清瀬かずほ 作・編曲:菊池俊輔 コーラス:荒川少年少女合唱団 派手さはないけど味わい深い2曲の後で思いっきり派手なこの曲。もはやこれについては言うまでもないのではないか?イントロから絶好調に飛ばしまくる菊池アレンジに乗って演奏もテンション高い。そしてシモニック唱法が冴え渡る。荒川少年少女合唱団もそそうなくサポートしてくれる。それぞれ自分の仕事をきっちり、高いレベルで遂行したのがこの歌となったのだ。我々とて中途半端な歌唱は絶対に許されまい。そうだろう?一番注意すべきは「ジャンボーグェー」の部分ね。ここの修行が足らん歌唱はほんとうに締まりが悪くて聞き苦しい。即キャンセルしていいよ。あと「ジャン、ジャン、ジャン…」の辺りの合唱団が少しだけモタつくのでそれにつられないように。滑舌よく、アクセントに注意して高らかに歌え! 11.輝け!P.A.T 作詞:谷のぼる 作・編曲:菊池俊輔 コーラス:サークル・バレーズ なんつっても「ズンズンズビズビズビズバー」が最高なのだが、そこは哀しいかな子門の出番ではないのだった。それでも子門の魅力は充分。抑え気味でやや重心を浮かし気味な表現はこの後も度々出てくるのでこの歌で練習するのもいいだろう。歌詞ときっちり歌うのがなかなか難しい歌でもあるので、しっかり練習が必要だ。いきなり歌おうと思っても噛んでしまう可能性大。リズムがこちゃこちゃっとしている部分など特に要注意。ほかは特に大きな壁になりそうな部分はないので、課題の練習をしながらも気持ち良く歌えるという意味ではお徳な一曲なのかもしれない。あー、でもやっぱり「ズンズンズビズビズビズバー」を複数でやりたいよねぇ(笑)。 12.戦え!ジャンボーグ9 作詞:清瀬かずほ 作・編曲:菊池俊輔 シモニストの祭りじゃ!これは祭りソングである。何故祭りかというと難易度的にはそう難しくなく、且つ気持ちの良いシャウトが何度も登場するためだ。これは気持ち良いに決まっているではないか。歌えや叫べ、祭りだ祭り!順番で行くならまず「ぶっとばせ」の「ぶ」。次いで「クロスショット」。最初の「ジャン、ジャン、ジャン!」でうっかりシャウトしてしまわないように注意。そして1番最後の「ぅワオーッ!!」だよ。これはいいね。2番の「ジャン、ジャン、ジャン!」はやや気持ちシャウトがかった歌い方。また2番の「ワオー」の方はやや控え目。しかし最後にもう一度大きく「ぅワオーッ!!」があるんだな。ふふふ。やっぱ楽しいでしょ?「ぅワオーッ!!」に全てを賭けて歌ってヨシ。 13.流星人間ゾーン 作詞:石狩あきら 作・編曲:三沢郷 コーラス:少年少女合唱団みずうみ まだまだ祭りは続くぜ。三沢郷メロディー&アレンジに子門。この組み合わせホント最高。流れるメロディーがブレイクする瞬間の快感。この歌をこよなく愛するシモニストも多いはず。シモニスト以外でも人気は高いと思われる。その秘密はシモニストにわざわざ説明する必要はないだろう。ああ、それにしても何百回繰り返してもこの歌はいつまでも素晴らしいままだ。完璧なる主題歌。究極のヒーローソングといってもいいかもしれない。そんな歌を歌おうというのだから、おいそれとハンパな心がけではとても畏れ多いと思うのが正しいシモニストであろう。とりあえず何はなくとも「ソーン・ファイト!」のシャウトと、繰り返しの最後の最後に「ゾーン」とメロディーラインが変わる部分については、絶対に、なんびとたりとも妥協を許してはならない!命賭けてここに誓え!尚且つその上で、低音を響かせ、伸ばしをしっかり徹底すべし。ほうら、もう充分なシモニック唱法になっているよ。そんなシモニスト同志、お互いを称え合いたいものだ。 14.流星ビクトリー 作詞:石狩あきら 作・編曲:三沢郷 セリフ:北原和美 曲そのものの魅力として、OPよりもこちらを良いとする人もいるかもしれない。しかしおれは異を唱えるのだ。曲そのものだけではなく、歌唱も含めて全ての面でこの歌はやはりすばらしいと。OPとどちらがどうというのは野暮というものだろう。いずれも最高。それで何の不満があろうや。そんなわけでこれもすごいよ。唯一、ほんとうにただひとつの欠点は、2番と3番のセリフ部分が子門以外であるため、子門で歌い続けることができない点。女もガキもその通りやることは男には不可能なのであるからそのジレンマたるや、敬虔なシモニストであればあるほど深く大きくなるのではないだろうか?さて、ポイントだが、何よりも忘れてはいけないもの。それは「ゾォーンヌファイター」の「ヌ」である。2番のエンジェルでも同様。しかし3番ジュニアだけはそれがない。ううむ、謎。その代わりこの3番では「ツッコミ」がはっきりとその顔を出しているので、注目するとともに是非とも頑張って努力してみてほしい。1番セリフ部分のシャウトはわざわざ言うまでもないだろう。以上。 15.ゼロテスター 作詞:鈴木良武 作・編曲:山本直純 コーラス:杉並児童合唱団 いきなりシャウトではじまるゼロテスター。タイミングを合わせるのが少し難しいが頑張れ。単純明快なメロディーに聞こえるが、実際に歌ってみるとかなりクセのある歌だというのがわかるはず。リズムカルに歌いながらも、付点のリズムをきれいに歌ったり、半音下降をしっかりキープしたりするのは平均以上の歌唱力を要求するのだということが。いやまったくもって油断できないとはこのことだ。そういう部分でヘコんでしまうと最後の最後で「テーストァァァァァー」と上げるのを忘れてしまったりなんかするかもしれないよ(笑)。曲は、ワンコーラスの途中でリタルダントがかかってテンポが大きく動き、また元に戻るという独特な変化があるので非常に印象深い。歌はその部分は休みなので歌う際にはあまり問題はないが、鑑賞する際には大きなポイントだろう。 16.王者!侍ジャイアンツ 作詞:梶原一騎 作曲:政岡一男 編曲:松山祐士 ミドルテンションであまりヒートアップせずに歌っているので、インパクトは強くない。が、いかにもスポ根的なメロディーに男声コーラスまでついているので、雰囲気は充分。だからこういうのが好きな人には堪らないのではないだろうか。そういうわけで歌う場合にはあまりポイントも多くない。テクニックよりも表情の方で少し意識しておく必要があろう。繰り返し部分前半などで少し印象が違う気もする。メロディーにしっかり言葉をのせて歌うという部分も丁寧にやってみたい。「旗のもと」の部分などはうっかりすると違って歌う可能性大。 17.柔道讃歌 作詞:梶原一騎 作・編曲:高井達雄 続いてスポーツものだが、こちらはしっかり覚悟が必要な難易度である。メロディー以上に歌がリズミカルに聞こえるのは何故か?そこに気がつかない人も多いがキミは気がついたか?スタッカート処理している音の短さが半端じゃないのである。楽譜に休符が全部書いてあるんじゃないかと思うほどの徹底ぶり。それだけでも相当な練習が必要である。それに「なくがよい」のトリル処理も超重要。もちろん「やぁ〜」「とぉ〜」「え〜い」などの掛け声も忘れずしっかりと。な?一筋縄じゃいかんだろ?重心を浮かす歌い方はここでも登場する。抜いた歌い方といった方がいいのかな?とにかく、歌ってみるとあまりにも子門の歌うオリジナルと違っていることに愕然とするはずだ。愕然としたならまだ救いはある。大丈夫。救われないのは、オリジナルとの違いをまるで意識せずに満足してしまうツンボどもだ。悲劇である。 18.戦え!電人ザボーガー 作詞:上原正三 作・編曲:菊池俊輔 再び菊池曲。これも子門&菊池の組み合わせ曲の中では間違いなく人気上位の歌であろう。一気に最後まで突き抜けるかのような見事なスピード感。ヒーローの心の裏をしっかり見抜いているかのように歌い上げる子門。楽曲のクオリティと歌としての世界の構築が見事に高いレベルで結実した曲であろう。そして大方の予想通り、やはりこういう曲にはそれ相応のものが要求されるのであった。非常に個性的な歌い出しからはじまる最初のフレーズだけでもなかなか難しいよ。「サイン」の力加減とかはそのまま違う形で「ほとばしる」にも関連あるかもね。「さぁーがせぇーっ、ぃぃゆるーっすなぁ」などは「ツッコミ」と「とろけ」の融合した形での表現になっていて面白い。3番最後の『ザボーーーーーーガーーーーーーーー』の伸ばしは、長さこそそれほどではないが、しっかりと伸ばしきっているところがポイント。気持ちいいんだな、この潔さが。 19.おれの兄弟電人ザボーガー 作詞:上原正三 作・編曲:菊池俊輔 続いてEDだ。こちらもなかなか素晴らしいが、歌う場合にはOPよりもラクである。まずアクセントに注意。そして最大のヤマ場である最後3番の伸ばし。たっぷり4小節の間伸ばさねばならない。最重要ポイントである。ちゃんと数えないと絶対に短くなってしまうこと請け合いだ。みんなまだ本当に子門のすごさを肌で感じてないだろ?ポイントポイントを抑えて実際に歌ってみないとわからないんだよ。だから4小節、ちゃんと伸ばして見い!脳に酸素が供給されなくなってちょっとトリップしてしまいそうになるところがまた気持ちいい…って違います。 20.闘え!ドラゴン 作詞:伊上勝 作・編曲:菊池俊輔 おおっ何だかわからないけどいきなり狂気じみた叫び声。でも子門真人じゃないので注意(すぐわかるって)。変わりにといってはなんだが、「ビシッ、ビシッ」というシャウトがあるのでそれで我慢してくれ。3番2回目の「ビシッ!」を一番激しく。他の部分は割とスムーズにいけるのではないだろうか?八分音符が妙に短く切れている部分があるのでそこは気をつけたいが、途中で大幅な表情の変化などもなく、曲の勢いに任せて歌えるのではないだろうか?ああ、それにしても実際にTVで放映されたバージョンはこれよりはるかに早い超スピードで快感も数倍。さすがにあれでは歌いにくいだろうなぁとは思ったものの、あのテンポで歌ってみたいという欲求も消せない。だよね? 21.猿の軍団 作詞:たかたかし 作・編曲:津島利章 これは何と変わった歌である。シンコペーションから付点のリズムへ、そして流れるような部分を経て最後にまた付点に戻っていく。非常にまとまりに欠ける奇妙な印象を与える。そして歌うのも実際戸惑いを覚えてしまうのだ。当然この変化に伴う表情付けを子門はしっかり行っているため、難易度としてもそこそこのものになっている。カッコイイとは言えず、歌詞もやっぱりヘンなのだが何故か歌ってしまう歌でもある。シモニストの宿命なのだろうか?「憎しみ合うのは」以降、どこでブレスすればいいんじゃああああ!な状態に陥る可能性があるので酸欠注意。かといって絶対にブツ切り歌唱になってはいけないのだ。挑めチャレンジャー。 22.UFO戦士ダイアポロン 作詞・作曲:山本正之 編曲:武市昌久 コーラス:ブッシュ・シンガーズ シモニストの多くが崇拝さえする曲、それがこのダイアポロンだ。しかしその人気のわりにカラオケで配信されたのはようやく最近のこと。持ちこみ含めてたまに歌う人を見かけても完成度はそれほど高くないのだ。なぜだ!?誰も歌わないから自らに課す試練を軽くしておるのか?許せん。何よりも許せんのは「アポロ〜ン」と「ヘッダー」「トラングー」「レッガー」のシャウトをひとりでやってしまおうとする輩の多いこと。気持ちはわからんではないが、それはタブーなのだよ。何故なら子門は「アポロ〜ン」と伸ばしているではないか?どうしてそれを捨てるのか?蔑ろにするのか?確かにシャウトは気持ちよかろう。やりたかろう。が、二兎を追うもの一兎をも得ず。シャウトは相方に任せて自らはメインヴォーカルに集中すべし。これ鉄則。相方になった人はシャウト部分を責任もって歌うべし。ここも油断できない難所である。やや興奮してしまったようですまん。とにかくこの歌、いきなり「合身」のシャウトからして気持ちよいのだ。罠か?(笑)他にはUFOダイアポロン」の「U」の音がなかなかクセもの。それと忘れちゃいけない最後の「ダイアポロン」のトリル処理。 23.UFO少年団 作詞・作曲:山本正之 編曲:武市昌久 コーラス:ブッシュ・シンガーズ 心あるシモニストならばOP同様にこのEDをも愛するはず。聞き出すと止まらなくなるような独特なノリの良さがあるため、聞いても歌っても気持ち良いという麻薬の歌である。それにしても、ブッシュ・シンガーズは下手クソ極まるのだがこれが何故か妙な味付けとなってクセになり、もはやこれ以外のコーラスは考えられない(笑)。かなり性質の悪い麻薬らしい。歌う場合にもっともポイントとなるのは「少年団」の「団」のところで子門とブッシュ・シンガーズがズレるということ。子門がややため気味に出ているのだが、ついつい合わせようという意識が働くのが予定調和志向で泣けてくる。頑張って己を貫くのだ。 24.ムサシ!BUGEI伝!! 作詞:山本正之 作曲:多々納好夫 編曲:井上日徳 時代は1990年へ。世はもう平成である。急に時代がとんだのはサウンドを聞くとよくわかる。それにしてもサウンド以上に子門の歌唱スタイルにおける変化も著しい。ここまでの曲では絶対に見られなかったほどのアクの強い表現。超高熱のマグマが時々飛び散りながらも裾野を流れ落ちる様のように、「とろけ」歌唱がはじめて全曲支配した例かもしれず。こうした表現こそ、子門にしかありえない、余人をもって変え難いもの。まさにシモニストも震撼する歌なのだ。従って歌おうとするなど無謀な挑戦に等しく自殺行為。この曲の前には万人が己の無力さを思い知るであろう。しかしそれを百も承知で心の刃を振りおろすのである。いちいち部分をあげつらう必要なく全てが変幻自在なため、一瞬たりとも気の抜けない真剣勝負となる。キミは生き残れるか!? 25.いつになれば 作詞・作曲:子門真人 編曲:大浜和史 前の歌でこの赤盤はクライマックスを迎えているのだが、ここからはボーナストラック。なんと子門自身が作詩作曲した曲なのだ。おおっ普通の歌だ、と思うかもしれないがそういったインプレッションに誤魔化されてはいけない。ヒーロー子門にどっぷり浸かってしまうと、こうした歌における子門をぬるいと感じる人もいるようだが、勘違いも甚だしい。ヒーロー子門こそが、子門の単なる一側面にすぎないのだということを知るべきだ。今まで一側面に溺れていたシモニストは心を改めて、まずはこの歌をしっかりと聞きこむことをオススメする。名曲だ。それにしてもほのぼのした曲だ。そして切ない。寂しさや思いやり、心ぬくもる愛を歌に表現する子門。それでいて、時々我々の慣れ親しんだ子門が顔を出す部分もあり、思わずほっとしたり。赤盤の歌詞カードに楽譜が載っているので、それと実際の歌唱を聞き比べると、子門デフォルメがよくわかる。リフレインからの子門ハモリにも感動。シモニスト同志でハモれ! 26.絵の具箱 作詞・作曲:子門真人 編曲:大浜和史 もうひとつおまけ。いつになれば、に勝るとも劣らない曲。同様にラヴ・ソングなのだが、こちらは懐かしさが支配している。子門の歌唱はあまりニュアンスの変化をつけず、淡々としている。「ラブ」から「今はもう」の間だけが少しだけ質感が硬くなる。この短い部分に子門おっかけと、子門ハモリという見せ場が詰めこまれている。ふふっ。しかし、ハモリの終りが次のフレーズと被っているため、一人でも二人でも歌いきれないのはちと悔しい。三人でやるのか?(笑)。おう、もうひとつ最後にあったね「かと」が。この部分の掠れて割れたような声は激ムズ。ムズいといえ、この歌譜割がなかなか憶えられない。歌詞とメロディーを子門の通りに合わせるのにはかなり修練しないといけません。しましょう。せよ! |
| 以上赤盤レビューおわり。え?曲の解説になってないって?当たり前だよ、なんでわざわざこのサイトで曲の解説する必要があるんだよ。おれが話すのはほとんど全て子門についてのみ。まー気が向いたら他の話もするけど基本的にはそうだと思ってくれ。そしてシモニストなれば当然子門ソングを歌うのは使命だと感じているはずだという前提もある。前提に合わない人はさようなら。 それにしてもこの赤盤。ヒーローソング(しかもほとんどが特撮)でずーっと押してきて最後にほぼオリジナルに近いドラマ主題歌(しかも子門自ら作詩作曲)をもってくるという構成がにくい。落としどころを知っているね。ヒーロー子門信者に、そこからさらに飛躍する道を示唆するのにもってこいのアルバムである。であるからこそ、第一の聖典なのだとも言える。コンプリート全集が出ない限りは一生手放せまい。 |